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~下町物語~

入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、おもしろおかしく書綴るブログである

FC-D301(W)をちょっと使って見た感想

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Byrurineko

10月 18, 2020
この記事を読む およそ時間 2

先週に、FC-D301(W)を購入して、包括申請中で電波は出せないですが、受信性能とか、諸々思った事を書いてみます。

良き点

  • 安い
  • 液晶画面がカラーで見やすい
  • フォルムもそんな安さを感じさせないフォルム

悪い点

  • 操作性がいまいち(電源をオフして再起動しないと設定出来ない項目が多い)
  • USBついているなら、USB充電とハイブリッドにしてほしかったな
  • PCをつないで、ソフトから設定をしないと行けない項目がある
  • ソフトウェアが何故か、メインPCでは動かなかった。
  • 受信感度が?(単純に運用している局が少ない?orアンテナの感度が悪い?)
  • モービルユースに使用する場合、電源確保が決定的にNG(DCアダプターがない)筆者はアマチュア無線のライセンスを持っているので、過去ICOM機をなん台か所有しており、その際、本端に12VのDCジャックがついていたので、簡易デジタルも搭載していると思ったけど盲点でした。
  • スキャンしても、ほぼ何も受信しない
  • スキャン中のチャンネル表示がないのが不便

と、まあ、不満点を書けば書くほど色々出てきちゃいますが、まあ、それにしても安いので目を潰れる範囲です。

不明

免許申請中なので、送信テストは行えていません。付属のアンテナで5Wでどのくらい飛ぶのかも、あまり期待は出来ないけど、明日もう1台届くので、免許申請が届いたら包括登録してから送信テストをしてみようと思います。

車でどうしても電源を12Vからとって動かしたい

そうですよね。で、ちょっとだけ考えて見たんですよ。他の機種は一部純正でアダプターもでてたり、CQオームさんから、社外のアダプターが売られていたりします。

こんな奴ですね。実は、これらの構造は比較的簡単なんですよね。なぜこれがいるか?って事を考えます。車載の電源は12Vだったり、ダンプやトラック・バスなどは24Vだったりします。

簡易デジタル無線機は、バッテリーが7.4Vの事が多いのです。よって、簡易デジタル無線機に供給する電圧を12Vや24Vから7.4Vに降圧しないと駄目という事です。

他社のはちらほらみかけるのに、FC-D301(W)はなぜないのか?って事ですが、1つは、バッテリー自体が小さくて基板を中に入れて固定出来るスペースを確保出来ない点が一番大きいかと思います。

ギリギリなら入る可能性もあるかもしれませんが、電圧を降圧する場合、どうしてもその課程で熱に変換して電圧を落とすというプロセスが発生します。

よって、ギリギリの場所にそれを入れると、例えば焼失や発煙・発火の原因を作ったりします。要は危険だから辞めておきましょうという事です。

他の機種が、そういう機材をつくれるのは、バッテリー側にクリップ固定ねじがあったりもするのも1つの理由だと思います。この機種は、クリップが本体につけるタイプなのでクリアランスを確保出来ないのです。

筆者はこのように考えた

ないものは仕方が無いので、作ってしまえと言うお話です。多分そんな難しく無い。
内蔵は難しいと考えた時に、では、外付けにしちゃおうという安易な計画を!

上記電圧変換機を外につけてあげて、バッテリーの内部は端子部分への結線と、外部の電圧変換機からの接続コネクターを加工してあげればいいだけなので、可能じゃないかなと思ったわけです。

もう少し小さく液晶がついていない基盤単体もありますが、せっかく外付けするなら電流なども表示された方がよさそうなので、この基盤を選定し、後は標準のバッテリーが劣化してきたら、そのバッテリーコアを取り外して加工したいと思います。

表に出てる端子

こちらには、ショートの原因になるので通電しない仕様にしたいと思います。

内側のこの端子

Tを除く、+と-端子だけ、7.4V相当の電圧を出力できれば
それで、DCアダプターとしての用途としては完了になる気がします。

なんとなくバッテリー内部構造ってこうなっているような気がする。あくまでも予想ですがw・・・。外の端子に電圧が出ていると、お金などの導体がポケットにはいっていて、トランシーバーをそこに入れると、ショートして発熱・発火・やけどなどが想定されます。なので、電圧の向きとしてはいってい方向に流す為に、ダイオードが入っていると思われる。そんな単純な構造でなくても、基盤上で充電制御をされているとおもうので、その基板上で同様の機能を要していると思っている。

そとの端子にテスターを当てると、基本的に0Vのはず。T端子と-端子は、実はバッテリーの温度を測定しているサーミスタが内蔵されており、この端子に接続されたサーミスタが指定の抵抗値に以上になった場合、送電をストップして、充電エラーを発生させる様な動きになっている。充電器では、赤いLEDの点滅表示となる。

本体側でも、バッテリーが高温になった場合、送電を停止させてバッテリーを保護している回路を機能させる為に、+とT端子と-端子が存在している。

1つあるとしたら、T端子とー端子の間にある程度の抵抗値の抵抗を挟まないと、7.4Vを送電しても、受電してくれない可能性がある。そこはバッテリー内部の抵抗値を図って抵抗をいれて上げればOKな気がする。

実測値で、8.95kオームでした。なので、これと同じ程度の抵抗器を挟んであげるといいかもですね。

不人気機種なのか?中古のバッテリーは、まだ出ていない様ですね。劣化しているケースだけ欲しい感じですけどね。最悪型をつくって、自作してもいい気はしますけどね。でてきたら、考えましょうか。とりあえず、それまではバッテリー充電しつつ使いましょうかね。

先ほど

2台目のリグが到着しましたので、サクっと技適番号を確認した所、第2世代のアンテナが交換出来るモデルである事が確認とれて、さらに、ファームも現在の最新Ver1.13にアップデートされている事を確認しました。現在バッテリーチャージ中です。免許申請中なので電波は出せないため、初期不良のテストすら出来ない状態です。CQオームさんの所で、液晶フィルムを買ってはりつけようと思います。

最後に

一応、筆者が買ったのは、第2ロットのアンテナが交換出来るタイプの技適番号を確認した機種であり、今後ブログで書く予定である、外部アンテナへの交換記事は合法内でのカスタマイズとなります。

とやかく言うつもりはありませんが、こういう物は違法であり、この方もダミーロードをつないでテストを行っているだけだと信じておりますが、各局合法且つ法律で決まっている出力や機材の範囲内で、それぞれ思考をこらし、出来るだけ遠くに飛ばす努力をしているのであって、単純に出力を30Wに上げたら良いじゃんという安易な考えは非常に良くない。くれぐれもこういう機材は存在してても、違法ですので使わないようにしてください。

この動画を率直に見ると、山の上の局が呼び出しチャンネルでやりたい放題やっているのに、下に居る我々がロケーション的にこういうのを使わない限り勝てるわけないじゃないか?仕方が無いんだよ注意するためには、30Wでであろが、2kwであろうが出力をあげるのは!とおっしゃっているように思えて仕方がないです。そうじゃないことを祈ります。

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